円高が進行中…米国や全世界株に投資するなら今気をつけたいこと【関税・ドル安の影響も解説】
こっしー
まるっとマネー
「長期積立投資は安心」と言われる理由のひとつが、インデックスファンドの分散投資にあります。
では実際に、どんな仕組みで分散が効いているのか?
なぜ分散されているとリスクが抑えられるのか?
そして、本当に「どのインデックスファンドでも安心」なのでしょうか?
この記事では、インデックスファンドによる分散投資の特徴とメリット、注意すべき点をわかりやすく解説します。
インデックスファンドは、日経平均やTOPIX、S&P500などの株価指数に連動するように設計された投資信託のことです。
個別銘柄を選ばなくても、「市場全体」にまるごと投資できるのが最大の特徴。
たとえば、S&P500に連動するファンドに投資すれば、アメリカの大企業500社に自動で分散投資していることになります。
複数の銘柄や地域、資産クラスにお金を分けて投資することで、リスクを分散し、安定性を高める方法です。
特定の銘柄や国に何かあっても、ポートフォリオ全体に与える影響が限定されるからです。
例えるなら「卵は一つのカゴに盛るな」といったところ。
ある国や企業が不調でも、他で補える。リーマンショックのような危機にも耐性を持てる。
複数国・企業の成長をまるごと享受できる。
1本のファンドを買うだけで、世界中に投資できる手軽さ。
たとえば「全世界株式」でも、アメリカ企業が6割以上を占めていることも。
→ 意外と“米国一点張り”に近い構成だったりします。
将来成長が期待される地域(インドや東南アジアなど)が、ファンドによっては極端に少ないことも。
インデックスファンドは、初心者でも分散投資が実現できる強力なツール。
でも、「何にどう分散されているか」はファンドによって異なります。
分散投資が効いたインデックスファンドで、長期投資の“安心”を味方につけましょう。