65歳までに2,000万円を目指して:生活防衛資金と積立投資のスタート

2,000万円を目指す30年の計画
私は今、35歳。
定年とされる65歳までは、およそ30年の時間があります。
この30年という時間を、自分の未来のために最大限活かしたい。
そう考えて、生活防衛資金の確保と投資による資産形成を本格的に始めることにしました。
今の私の資産は、預貯金として確保している約50万円のみ。
まだまだ「資産」と言える規模ではありませんが、この50万円はこれまで少しずつ貯めてきた成果でもあります。
これをスタートラインとして、まずは生活の安心を確保するための土台を整え、将来的には2,000万円以上の資産を築くことを目標に動いていきます。
当面の目標は「生活防衛資金100万円」
最初のステップは、生活防衛資金を100万円まで積み立てることです。
生活防衛資金とは、病気や失業などの万が一に備えるための「使わない貯金」です。
目安としては、生活費の3〜6ヶ月分を手元に残しておくことが推奨されています。
私の場合、月15〜20万円で最低限の生活は成り立つので、100万円あれば「とりあえず数ヶ月は耐えられる」安心感が得られます。
この生活防衛資金がしっかり確保できれば、精神的にも安定しますし、投資においてリスクを取りやすくなるという効果もあると思っています。
少額からの積立投資を同時にスタート
生活防衛資金を積み立てる一方で、少額からの積立投資も並行してスタートする予定です。
今は投資信託を利用して、毎月2万円ほどを自動で積み立てています。
NISA制度を活用しながら、株式やインデックス型ファンドを中心に、時間をかけて育てていくイメージです。
最初は「小さく始める」ことが大事だと思っています。
投資はリスクがある反面、長期的にはインフレに強いという特徴もあります。
今後の物価上昇に備える意味でも、コツコツと積み立てていきたいです。
100万円達成後は、投資への比重を高めたい
生活防衛資金が100万円に到達したら、次の段階として投資に回す比重を増やすことを検討しています。
インフレが続く今の時代、お金をただ銀行に預けておくだけでは価値が減っていってしまうリスクがあります。
一方で、株式や投資信託などを活用すれば、多少なりとも資産を成長させる可能性があります。
もちろん、リスクを取りすぎないこと、暴落時に焦らないことも大切です。
だからこそ、生活資金とのバランスを取りつつ、自分なりにルールを決めながら投資と向き合っていこうと思っています。
30年後の自分が笑っていられるように
2,000万円という目標は、決して簡単ではありません。
でも、30年という時間があるからこそ、今、小さくても行動を始めることが何より大事だと信じています。
生活防衛資金の積み立て、そして少額からの投資。
このふたつの柱を軸に、これからコツコツと資産を育てていきます。
未来の自分が「やってよかった」と思えるように──今から一歩ずつ、行動していきたいと思います。